ダイソン エンドキャップのリング交換|ローラーがぶれる時の直し方

対象機種:DC74 / V6 / V7 / V8 / V10 / V11 更新:2026-08-28

DC74 / V6 / V7 / V8 / V10 / V11の外観

この記事の対象 DC74 / V6 / V7 / V8 / V10 / V11 の ソフトクリーナーヘッド

先に結論です。 ソフトローラーがぶれるようになったら、エンドキャップのリングが割れていることがあります。 ヘッドごと買い替えなくても、リングだけ交換できます。

こんにちは。ダイソンの修理をしている「あやの手しごと」です。

リングの交換手順は、この6機種で同じです。 お使いの機種がこの中にあれば、このとおりに進められます。

⚠️ ただし、ヘッドそのものは同じものではありません。
大きく 【DC74・V6】 と 【V7・V8・V10・V11】 の2つに分かれます。
またいで取り付けること自体は一応できて、使えます。ただし別のものです。
さらに V7・V8 と V10・V11 ではワット数が違います。

🔴 ヘッドそのものを買い替える場合は、必ずお使いの機種に合うものをお選びください。
この記事は「リングの交換手順」の話です。ヘッドの適合とは別の話になります。

用意するもの

もの 何に使うか
トルクスドライバー T8 ネジ全部(ベアリングのところのネジも T8 でいけます)
カッター 割れたリングの、壊れている部分を切る
軍手 ⚠️ カッターを使うときに。刃がすべります

用意するもの:トルクスT8・カッター・軍手

ヘッド全体をばらすときはもっと工具が要りますが、この作業はこの2つで足ります。


まず、お使いのがこうなっていないか確かめてください

エンドキャップ(ローラーの端についている部品)を見てみてください。 こんな傷が入っていませんか。

エンドキャップの傷

エンドキャップの傷(別の角度)

ここが割れていると、ローラーがまっすぐ回らずにぶれます。


【1】ばらす

手順1:ネジの場所を見つける

ネジは見つけにくいところにあります。写真の位置を見てください。

ネジの場所

手順2:T8ドライバーを差し込む

トルクスドライバー T8 を使います。星形の穴に合うものです。

T8ドライバーを差し込む

手順3:ネジを外す

ネジを外す

ネジを外す(もう一箇所)

手順4:ベアリングを外す ← ここが山場

ベアリングを外す

ここが一番てこずるところです。急がず、ゆっくり外してください。

📷 写真に写っている赤い工具について これは別の作業(フェルトの交換)で使ったものが写り込んでいます。 このリング交換には必要ありません。 買いそろえなくて大丈夫です。

手順5:外した物を並べておく

外した部品を並べる

外したら、その場で並べて置いてください。 戻すときの保険になります。


【2】割れたリングを取る

⚠️ ここは 軍手をしてください。怪我をします。
カッターで硬いプラスチックを切ります。刃がすべります。

手順6:カッターで切る

割れているところを、カッターで切って外します。

カッターで切る

手順7:新しいリングと見比べる

外したものと、新しいリングを並べたところです。

割れたリングと新品のリング

交換用のリング


【3】組み直す

手順8:新しいリングを差し込む

差し込む手前の状態です。

リングを差す手前

「カチッ」と鳴ります。そこまでしっかり差し込んでください。

リングを差したあと

手順9:先にネジをセットしておく ← ここが知恵①

⚠️ 軸を入れる前に、先にネジをセットしておいてください。
軸を入れたあとだと、ネジが入れづらくなります。

先にネジをセットしておく

やってみて初めて分かるところです。順番を知っているかどうかで、難しさが変わります。

手順10:軸を入れる

軸を入れたあと

手順11:ベアリングを差し込む

ベアリングを差し込む

手順12:ネジを締めて完成

ネジをはめる

組み上がり

組み上がり(別の角度)

📷 手前に置いてあるのは、外した古いリングです。割れ目が入っているのが分かります。

お疲れさまでした。


【もうひとつのやり方】リングを最後に付ける ← ここが知恵②

💡 組み直しには、もうひとつやり方があります。
当方でやってみた感じでは、こちらのほうがリングを付けやすいです。

上の手順8ではリングを先に差し込みましたが、リングを最後に回すやり方です。

  1. それぞれのパーツを拭く
  2. 先にエンドキャップの部品のほうを組み立てる
  3. ベアリングを、ぐっと押さえつけながら入れる
  4. ベアリングのところのネジをはめる(T8)
  5. エンドキャップと、その部品を付ける
  6. 右側のネジを締める → 左側のネジを締める
  7. いちばん最後に、リングを付ける

先に部品を組んでしまってから、最後にリングを付ける。 この順番のほうが、リングが入れやすく感じました。

どちらのやり方でも仕上がりは同じです。やりやすいほうで進めてください。

🎁 この作業で覚えておくと得な4つ

① 工具は T8 とカッターの2つだけ。ヘッド全体をばらすときより、ずっと少なくて済みます。
② 軸を入れる前に、先にネジをセット。順番だけで難しさが変わります。
③ リングを最後に回すやり方もあります。そちらのほうが付けやすく感じました。
④ 「カチッ」と鳴るまで差し込む。耳で分かる目印です。

さいごに

「ローラーがぶれる=ヘッドごと買い替え」と思ってしまいがちですが、 割れているのは エンドキャップのリング1個ということがあります。

うちも最初は、外したネジをどこのものか分からなくして焦りました。 外したその場で並べて置く、それだけで戻すのがずいぶん楽になります。

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